奥州市立水沢地区中学校給食センター様利便性の高い除菌システムが
学校給食の安全を守る
1800食を配給する厨房の安全基準をクリア
岩手県奥州市にある奥州市立水沢地区中学校給食センターは、東水沢中学校の建て替えに伴い同校に併設される形で新しい給食センターが立ち上がることになりました。建て替え後は1校から3校への配給に拡大し、1日に1800食を調理することになります。その規模もさることながら、学校給食に求められる高い安全性を守ることは簡単なことではありません。行政、学校、家庭のそれぞれがコスト面などで折り合いをつけながらも、この厳しい衛生基準をどうクリアしていくか、が課題となっていました。
多くの給食センターでは食材の洗浄や調理器具、食器類の殺菌、除菌を徹底するために高濃度の次亜塩素酸ナトリウムを使用していますが、その強い塩素臭が調理現場にとって大きな課題となっていました。食材の風味が損なわれる可能性も高く、また調理の現場に関わるスタッフの職場環境にも関わります。次亜塩素酸ナトリウムに代わるものとしてフクシマガリレイの「FEクリーン水」を導入し、高い衛生基準と安全性確保を実現しました。
決め手は高い効果と使用感
「FEクリーン水」とは、食塩水を電気分解することで得られる次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする弱アルカリ性の水溶液です。200ppmの高濃度次亜塩素酸ナトリウムが主流の時代に、FEクリーン水は40~50ppm程度の低濃度でも同じ殺菌・除菌効果が得られるとして利用が開始されました。
導入の決め手になったのは、その殺菌、除菌効果の大きさに加えて現場で実際に使用するスタッフの使用感でした。塩素臭がはるかに弱く、手荒れもしにくいこと、そして蛇口をひねるだけでFEクリーン水が流れ、流水で使用できることが評価されました。更に、これまでの次亜塩素酸ナトリウムを希釈する手作業から、水道の様に使用できることで時間も手間も省くことができ作業効率のアップにつながりました。
子どもたちにおいしい給食を届ける役割を担う
FEクリーン水は食材を傷めずに殺菌できることも大きなメリットです。殺菌した上で風味も新鮮さも保ったまま調理できるのでおいしい給食のハード面を整えることができました。
奥州市立水沢地区中学校給食センターでは2003年の導入から現在まで12年以上、FEクリーン水を使い続けていただいています。高い基準の食の安全が求められる学校給食の現場で長期間にわたり効果を発揮し、現在も子どもたちにおいしい給食を提供する重要な役割の一端を担っている給食センター。今後もフクシマガリレイグループが全力でサポートしていきます。