熱中症対策に蓄冷材用急速凍結庫

暑熱環境は、熱中症障害の発生や、運動や作業のパフォーマンスに影響します。蓄冷材急速凍結庫を活用した熱中症対策をご紹介します。

熱中症対策

暑熱環境は、熱中症障害の発生や、運動や作業のパフォーマンスに影響します。
熱中症は、脱水症状と高体温による臓器障害によって起こります。通常、人間は汗による放熱と皮膚からの放熱により体温をコントロールしていますが、脱水によって熱が逃げなくなり、負のスパイラルに陥り熱中症となります。

熱中症の治療には補水とともに、体を冷やす必要があります。 そこで、深部体温を下げるアイススラリーや、保冷剤を組み合わせて適度に体を冷やすことが重要です。

蓄冷材用急速凍結庫とは

低温物流に効果的な蓄冷材を、スピーディーに凍結する専用の機械です。
一般的な冷凍庫だと長時間かかる蓄冷剤の凍結を、-30℃以下の冷風で比較的短時間で凍結させることが出来ます。急冷タイプと大容量タイプがあり、食品の配送シーンで主に使用されています。

そんな蓄冷材用急速凍結庫は熱中症対策に使用される保冷剤を凍結するためにも使用することが可能です。
家庭用冷凍庫では完全凍結しなかったアイスべスト用の保冷剤を、急冷タイプの蓄冷材用急速凍結庫で凍結実験を実施したところ、4時間で完全凍結に成功しました。
夏季における屋外での仕事現場やスポーツ施設などでも活躍します。

熱中症対策には製氷機も活躍

水分補給用のドリンクの冷却や、応急手当の際の氷嚢に製氷機も活躍します。夏場の熱中症対策に蓄冷材用急速凍結庫とともに、製氷機の導入も検討してはいかがでしょうか。

フクシマガリレイでは冷蔵庫の他にも25kgタイプから345㎏まで様々なタイプの製氷機をラインナップしています。ぜひお気軽にお問い合わせください。