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決算ハイライト

2023年3月期通期の業績について

連結業績ハイライト

第72期連結決算

営業概要

冷凍冷蔵庫販売では、外食産業の需要回復に合わせて多くのご注文をいただいており、飲食店および宿泊施設向けの汎用冷凍冷蔵庫の売上が増加しました。また、店舗での食品加工やテイクアウトの需要が継続したことで、ブラストチラーや冷凍冷蔵ロッカー等高単価商品の売上が増加したため、売上高は255億2千3百万円(前年比19.9%増)となりました。
医療・理化学製品販売では、病院・クリニック向けのコロナワクチン用の薬用保冷庫需要が厚生労働省指導の影響で増加傾向にありますが、前年度の新型コロナウイルス感染症の関連需要の剥落や、再生医療関係の売上が減少したことにより、売上高は13億2千5百万円(前年比44.3%減)となりました。
冷凍冷蔵ショーケース販売では、スーパーマーケット等でのエネルギーコストや原材料価格の高騰により、改装需要の落ち着きや設備投資を控える傾向がみられたものの、コンビニエンスストア向けの自然冷媒を採用したショーケースの販売は引き続き堅調に推移したため、売上高は382億1千8百万円(前年比5.2%増)となりました。
大型食品加工機械販売では、トンネルフリーザーおよびラインシステムやコンベヤにおいて、主に冷凍食品・冷凍弁当を中心とした食品メーカーの設備投資が継続しており、従前に比べ規模の大きな物件が多く売上が堅調に推移したため、売上高は79億8千7百万円(前年比7.6%増)となりました。
大型パネル冷蔵設備販売では、スーパーマーケットやコンビニベンダーを中心としたプロセスセンター、食品工場への設備投資が活発なことに加え、低温物流拠点の需要も物流の2024年問題を背景に堅調に推移し、売上高は143億7千8百万円(前年比16.8%増)となりました。
小型パネル冷蔵設備販売では、スーパーマーケットや小規模の食品工場、ホテル向けの売上が回復基調となったことなどにより、売上高は66億3千3百万円(前年比7.4%増)となりました。
サービス販売では、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ドラッグストア向けの冷凍冷蔵ショーケースのメンテナンス、保守契約の売上が増加しました。また、外食産業の需要が回復基調にあり、冷凍冷蔵庫等のメンテナンスの売上も増加したため、売上高は109億2千9百万円(前年比7.4%増)となりました。
製造部門においては、原材料価格が高騰しておりますが、影響を軽減すべく生産性の向上や、代替部材使用の検討等に取り組んでおります。また、2022年7月中旬から10月にかけて岡山工場製品の納期遅延が発生しましたが、安定出荷へと転じ、さらなる安定供給に向けたシステム・人員・設備等の出荷体制の再構築を引き続き進めております。
ガリレイグループでは、サスティナブルビジョン「DramaticFuture2050」を策定し、2050年までに食品の生産からテーブルに並ぶまで温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることに取り組んでおります。また、「グリーン冷媒への転換」「環境性能の高い製品を開発・提供」「冷媒ガス漏洩防止」のアクションを戦略的に推進し、バリューチェーン全体のCO 2排出量削減に取り組むことで、環境先進企業として価値を提供してまいります。取り組み内容は、自然冷媒採用大型コンデンシングユニット「NOBRAC」の開発・上市を実施しております。また、薬用保冷庫等のメディカル製品はノンフロン冷媒仕様へモデルチェンジを実施し、その他製品についても計画的に地球温暖化係数の低い冷媒に切り替えております。

営業概要
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