ガリレイ ショールームのご紹介 後編【食品研究室・食品工場研究室】

大阪のガリレイグループ本社ビルにある「MILAB(ミラボ)」。MILABはガリレイ製品をご覧いただけるショールームだけでなく、お持ち込みいただいた食品や商品を使って、実際に凍結や解凍、分析ができる“テストラボ”の機能も持っています。今日は「MILAB」でどんなことが出来るのかをご紹介いたします。 前編はこちら
ここは何かの実験施設でしょうか?理科室の様な雰囲気ですね。


ここは「MILAB食品研究室」といって、食品の品質を科学的に検証・評価するための様々な検査分析機器を備えています。見学でのご来場はもちろん、当社の専門スタッフの立ち合いのもとで機器の利用もできます。食品の品質を数値化することで、メニューや商品の開発などお客様のお悩み解決に向けサポートできるエリアです。
具体的にどんなことをしているのでしょうか?

例えば急速凍結機の導入を検討されているお客様が導入による効果を事前に検証したいと要望された場合には、分析機器を用いて凍結前後の食品の色や食感、味などの差を測定することで、凍結による影響を客観的な視点で評価しています。MILABでは調理から評価まで一気通貫で行うことができるので、スピーディーに結果がわかります。
また、機器を用いた分析と合わせて官能評価も行っています。これにより分析結果の妥当性の確認や特徴となる指標の明確化ができます。その他にも当社の社員を対象とした嗜好型官能評価※も行えます。ガリレイグループ本社ビルには約400人の社員がいますので、大人数を対象にした試食会等のサンプリングが可能です。また当社でこれまで検証してきた冷却や凍結による品質への研究データを基に商品開発や製品開発をサポートすることができます。
- 嗜好型官能評価とは
- 嗜好型官能評価は、人々の好みや感じ方を調べる方法です。具体的には、消費者がどのような味や香り、食感を好むのか、またそれらがどれだけ満足できるかを調査します。こうした情報を集めることで、企業は消費者の好みに合った商品を開発したり、マーケティング戦略を立てたりすることができます。
大きな機械がならんでいますね!

こちらは「MILAB食品工場研究室」です。当社のグループ会社である〈タカハシガリレイ〉の製品、トンネルフリーザ®を設置しており、これらの機械を使った凍結試験が行えます。
トンネルフリーザ®は食品工場などで大量生産を行うための設備です。
ここでは、実際の生産工程を想定した試験や冷却・凍結スピードの向上テストを行い、導入を検討されるお客様と一緒に、世界に一つだけのオーダーメイドのフリーザを作り上げています。
タカハシガリレイについては詳しくはこちら▼
https://www.galilei-tm.co.jp
MILABは飲食店から食品工場まで最先端の技術を体験できる施設なんですね。

MILABのコンセプトは“JOIN”。「人と人、人と技術、技術と技術がつながるオープンイノベーション拠点」として、世の中にない技術やアイデアを生み出し、これまでにない“つながり”で新しい価値が生まれる場所へ今後も進化し続けます。
MILABの見学や利用を希望の方は下の「お問合せ」からお願いします。 みなさまとお会いできるのを楽しみにしております。
- フクシマガリレイ株式会社
- 大阪ショールーム MILAB:〒555-0011 大阪府大阪市西淀川区竹島2-6-18
- URL:https://www.galilei.co.jp/solution/milab/