公開日:2016.12.20 最終更新日:2021.12.22
コンプレッサーの異常運転
- 最近、コンプレッサーから唸っているような音がします。素人目ですが、少し回り過ぎているような気もしています。冷蔵庫の中は、よく冷えているのですが、コンプレッサーの不具合なのではと心配です。これは故障なのでしょうか?
コンプレッサーの異常運転は、
以下の3つの原因が考えられます。 1.周囲温度が高い
庫外気温が上昇していませんか?機器周囲の外気温度も、庫内に大きな影響を与えます。空調などを上手に活用して、機器周辺の温度が高くならないように気を配りましょう。
2.吸排気口がふさがれている
機械室の吸気口が異物で塞がれていませんか?
コンデンサーフィルターが目詰まりしていませんか?圧縮機に負担がかかっている状況です。
機械の吸排気に必要な十分なスペースの確保と機械室のクリンリネ スに心がけして下さい。 3.低電圧による起動不良
定格電源が供給されていますか?冷蔵庫などの電子機器は、電源コンセントから定格電源(100Vまたは200V)が供給されています。しかし、たこ足配線や電源コードの延長により、電圧が降下している場合があります。親元の供給電圧が低くなっているケースも考えられます。
電源電圧の確認には、テスターという測定機が必要になります。専門業者への依頼が必要にはなりますが、不安な方は一度、依頼をしてみてください。
まとめ
コンプレッサーが故障しているのでは?と感じたら
・庫外気温が高くなっていないか
・機械室の吸排気口をふさいでいないか
・たこ足配線などで電圧を降下させていないか
を確認しましょう。