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R22冷媒全廃の影響とは

R22冷媒全廃の影響とは

冷蔵庫や冷凍庫、エアコンなどに冷媒として使用されている「フロン」。環境保護の為、2020年1月からフロンの1つであるR22(HCFC)冷媒の生産がゼロになりました。生産がなくなるとどのような影響があるのでしょうか。

目 次

 冷媒・フロンとは

 R22冷媒の国内生産ゼロ

冷媒・フロンとは

冷蔵庫やスーパーのショーケース、エアコンなど冷暖房装置や冷凍冷蔵装置で重要な役割を持っているのが冷媒です。冷媒は気化熱と凝縮熱という働きを利用し、『熱』を運ぶ役割をしています。 冷媒として使われているフロンは常温では気体ですが、圧力をかけると液体になり、圧力を下げるとまた気体に戻ります。冷蔵庫はこの仕組みを利用し、庫内を冷やしているのです。

しかしこのフロンはオゾン層破壊の原因の一つとされています。 特にオゾン層破壊係数の高いフロンであるCFC系やHCFC系は世界的にも規制が進んでおり、HCFC系冷媒の一つであるR22冷媒は2015年から6割削減、2020年から生産ができなくなりました。

この削減・全廃は1987年のモントリオール議定書および1988年のオゾン層保護法に基づくもので、すでにCFC系(R12、R502など)の生産は1996年に全廃されています。

R22冷媒の国内生産ゼロ

冷媒の生産ができなくなると、どのような問題が発生するのでしょうか。

 修理コストの上昇

新しいR22冷媒を手に入れることが難しくなる為、冷媒の価格高騰が発生しています。その為修理コストも上昇してしまいます。

 修理までの期間が長くなる

冷媒を手に入れるまでの期間もかかる為、修理まで時間がかかります。

このように機器のメンテナンスが難しくなると、営業にも支障をきたす可能性があります。
ぜひ一度、いまお使いの機器の冷媒の種類を確認してみてください。

最新の機器に変更することで、故障のリスクと共に、省エネによる電気代の削減にもつながります。機器が故障する前に、冷蔵庫の更新を検討してはいかがでしょうか?

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