2018年度版 飲食店向け補助金

飲食店を開業・運営する上でクリアしなければならないのがさまざまな設備投資など「資金面」の問題です。そんな資金面で大いに助けになるかもしれないのが、返済不要の「補助金」です。そこで、飲食店を開業される方や経営されている方などに向けて、今年度の補助金をご紹介します。
補助金とは
補助金とは、国や地方公共団体が行っている、返済する必要のない金銭的支援のことです。こうした補助金を活用すれば、自己資金や借り入れの負担を減らすことができるので、飲食店経営者にとっては大変助かる制度です。
補助金は、国や地方公共団体が金銭を支援する代わりに、事業者に対して雇用問題の解決や技術革新への貢献といった成果を求めるものです。そのため、補助金を利用する際には、国や地域が定めた一定の条件を満たすことが必要となります。
2018年度版 飲食店向け補助金
では、2018年度は飲食的向けにどのような補助金があるのか、具体的にご紹介します。
※この情報は2018年5月28日時点のものであり、補助金の名称や内容は変更される可能性があります。最新情報はホームページなどでご確認ください。
平成29年度補正予算「省エネルギー設備の導入・運用改善による中小企業等の生産性革命促進事業」
平成29年度補正予算「省エネルギー設備の導入・運用改善による中小企業等の生産性革命促進事業」 | |
補助率 | 設備費の1/3 工事費等は除く。 |
公募期間 | 3/20〜4/20 |
補助対象 | 冷凍冷蔵設備、高効率照明、高効率空調、見える化装置、産業ヒートポンプ、業務用給湯器、高性能ボイラ、高効率コージェネレーション、低炭素工業炉、産業用モータ |
補足 | ※見える化装置必須 |
平成30年度「省エネルギー投資促進に向けた支援補助金(エネルギー使用合理化等事業者支援事業)」(予定)
省エネルギー性能の高い機器や設備、電力ピーク対策に役立つ機器や設備の導入に要する経費の一部を補助対象とするものです。実施スケジュールの情報等詳細については、随時、資源エネルギー庁ホームページにてお知らせがあるようです。
平成30年度「省エネルギー投資促進に向けた支援補助金(エネルギー使用合理化等事業者支援事業)」 | |
補助率 | 設備単位。設備費の1/3 工事費等は除く。 |
公募期間 | 5月28日~7月3日 |
補助対象 | 冷凍冷蔵設備、高効率照明、高効率空調、見える化装置、産業ヒートポンプ、業務用給湯器、高性能ボイラ、高効率コージェネレーション、低炭素工業炉、産業用モータ |
平成29年度補正予算「小規模事業者持続化補助金」
小規模事業者の事業の持続的発展を後押しするため、販路開拓等の経費の一部が補助対象となるものです。事業承継に向けた取り組みや、生産性向上に向けた取り組みを実施する事業者を重点的に支援すると明記されています。
平成29年度補正予算「小規模事業者持続化補助金」 | |
補助率 | 対象経費の 2/3 上限50万 |
公募期間 | 3/9~5/18 |
対象経費 | ①機械装置等費、②広報費、③展示会等出展費、④旅費 ⑤開発費、⑥資料購入費、⑦雑役務費、 ⑧借料、⑨専門家謝金 ⑩専門家旅費、⑪車両購入費、⑫設備処分費、⑬委託費、⑭外注費 |
補助金を申請する際にはさまざまな決まりがあります。特に、初めて申請する方にとっては難しいことも多いはず。気になる点がありましたら、こちらよりお問い合わせください。フクシマガリレイが申請業務のお手伝いをいたします。