ブラストチラーのお手入れ方法

食中毒のリスクが膨れ上がる梅雨から夏にかけて、大きな効果が期待されるブラストチラー。ただし、懸念事項としてよく聞かれるのがお手入れの方法です。難しそうに感じるかもしれませんが、ササッと水洗いもできるため心配はいりません。
使用後の清掃が面倒?
冷蔵庫とは違い、夜間に電源を切ることが多いブラストチラー。その際しっかりと清掃をしておかなければ、菌が繁殖しカビが生えてしまいます。そのため電源を切る場合には、使用後と使用前の2回、殺菌を行うことが必要になります。
「うわ、面倒臭そう…」そう思われた方も、ご安心ください。庫内は清掃しやすい構になっているため、新しい機種であれば、直接水をかけてもOK!フィルターやトレイ受け具は、取り外して水洗いが可能なだけでなく、ドアパッキンは凸凹の少ないゴミが詰まりにくい形状になっています。オゾン・マイナスイオンによる脱臭機能も付いているため、嫌な臭いにも悩まされる心配がありません。
古いタイプを使用されている方でも、庫内ファンモーター以外の部分であれば、水洗いは可能です。
自動洗浄機能はさすがに付いていない?
水洗いができるとはいえ、清掃後に拭き上げ作業をするのも一苦労。少しの拭き残しが菌の繁殖につながります。そんな時には「庫内乾燥モード」を使用することで、拭き上げ切れなかった水分を温風で乾燥させて、カビや菌の繁殖を防ぐことができます。
またフクシマガリレイのブラストチラーには、自動洗浄機能が追加されているタイプもあります。庫内の洗浄から乾燥までを、夜間に自動で行います。庫内が丸洗いできるので、営業後の疲れた体で毎日掃除をする必要がありません。