公開日:2018.07.20 最終更新日:2023.11.21
【災害時】業務用冷蔵庫への対応

災害大国といわれる日本において、地震や洪水などの災害は他人事ではありません。そんな災害にあってしまった際の現場での1次対応についてご説明します。
停電してしまった
地震や大雨、落雷などで停電してしまった場合、適切な対応で機器や庫内の食材を守ることができるかもしれません。
- ブレーカーを切るか、電源プラグを抜いてください。
- 氷や保冷剤があれば冷蔵庫内に投入する。
- 停電の間は庫内の温度上昇を抑えるため、扉の開閉は極力避ける。
- 電源復旧確認後、機器ごとに1分以上間隔をあけて電源を入れてください。
- 電源投入後3分~5分で運転を開始します。
⇒運転が開始しない場合、サービスセンターまでご連絡ください。
計画停電の場合には、停電予定時間前までに、
①配電ブレーカーを切るか、電源プラグを抜き
②庫内に氷や保冷材を投入し待機してください。
電源復旧時の庫内・食材の温度は、停止時間はもちろん食材の量や周囲温度によって変化します。食材の使用判断は、お客様にてお願いします。
冷蔵庫が水没してしまった
洪水や大雨などにより冷蔵庫が冠水・水没してしまった場合、冷蔵庫にも影響を受ける可能性があります。修理の前に、機器が水につかってしまった際の1次対応についてご紹介します。
- ブレーカーを切るか、電源プラグを抜いてください。
- 水が引いた後に、機器をきれいにふき取ってください。特に庫内は内部の食材を出し、ブラシなどで細部まで清掃してください
- 庫内を完全に乾燥させてください
表面的にはきれいに掃除をしても汚水や汚泥が見えない部分に浸入している場合があり、自己判断では絶対に電源を投入しないでください。漏電等により、火災の原因や感電等の事故の危険性があります!