知っておきたい製氷機の入れ替えタイミング

製氷機のしくみ
ぜひ、製氷機で作られた氷を手に取って見てほしいのですが、ひとつの面の真ん中に小さな穴が開いているのがわかるかと思います。これは、製氷機によって氷を作る過程で出来るものです。
製氷機の中では、逆さまに設置された製氷皿に向けて、冷却した水を下から噴射しています。吹き付けられた水は外側から徐々に固まっていくので、吹き付けられた真ん中が穴となり、このような形で氷ができあがるようになっています。
(※キューブアイス、ハーフキューブアイスに限る)
製氷機の入れ替えタイミングとは
このようなしくみで氷を安定的に生成してくれる製氷機ですが、大きく5つのトラブルが発生した場合には、「入れ替えのタイミング」と言えそうです。
入れ替えを判断する前にできる対処法がある場合はそれも含めて、それぞれご紹介します。
四角い氷ができない
きれいな四角い氷にならず、一部が欠けてしまっている場合です。このような場合は、まずこちらより異常が無いかどうかを確かめてみてください。
氷の量が少なくなった
生成される氷の量が以前に比べて少なくなった場合も要注意です。このような場合は、こちらより異常がないか確認してみてください。
氷が不透明で濁っている
生成された氷から、明らかに透明度が失われているときは要注意です。
製氷皿のメッキ剥離
経年劣化により、製氷皿表面のメッキがはがれてしまうことがあります。使用時から約3年で氷にメッキが混入してしまう場合もあるので、注意が必要です。
水漏れ
他にも、「異様な音やいつもより大きな音がする」場合や「冷えない」場合にも、修理や入れ替えを検討すべきです。
製氷機の入れ替えにあたって

では、製氷機の入れ替えが必要になった際には、どのようなポイントで新しい製氷機を選ぶべきなのでしょうか。
製氷機選びの際、特に意識したいポイントは3つです。
十分な製氷量を確保できる
開店前に貯氷庫が満杯で、閉店時に1~2サイクル(約1時間の製氷量)残る程度が理想的です。座席数やメニューに合わせて検討してみましょう。
設置スペースに合っているか
設置する場所の幅や高さを確認しましょう。天板を作業台として利用できるアンダーカウンタータイプや、氷を使うシーンが多い店舗に最適なバーチカルタイプ、後から製氷能力がアップできるスタックオンタイプなど様々な種類があります。厨房の動線なども含め検討してみましょう。
省エネであること
節電だけでなく、節水も重要なポイントです。以前の機器と比べてどれくらい省エネになるのか、ランニングコストもチェックすべきポイントです。
フクシマガリレイでは、異物混入リスクを削減し、省エネでクリアな氷ができる製氷機「MIRACLEAR」を販売しております。製氷機の入れ替えや導入をお考えの方は、ぜひ一度お問い合わせください。