Q1
「冷媒ガス漏れ10年保証」は対象製品であれば、無条件で保証対象になる?
正解はNO
つぎのような場合には、保証期間内でも有料修理になります。
-
〇外的要因による不具合で、当社責任ではないもの。
- ・火災、地震、水害、落雷、薬品、その他の天災地変、公害や異常電圧、ノイズによる故障及び損傷
- ・設置環境(海岸地帯、温泉地、腐食性ガス(硫化水素、亜硫酸、亜硝酸、塩素、アンモニア等)の多い環境等)に起因する塩害、腐食その他の不具合
- ・給排水管の破損、異物の詰まりによる不具合
- ・給水(または規定の水圧)、給電(または規定の電圧)が行われなかったことに起因する不具合
-
〇適切な使用・管理が行われていないことに起因するもの。
- ・法令等で定められた安全性確保に関する日常及び定期的な点検、整備未実施による不具合
- ・不適切な使用条件、環境、取扱い、使用方法、用途、及び不注意や過失等に起因する不具合
- ・お買い上げ後の輸送、移動時の落下などによる故障及び損傷
- ・通常の注意で発見・処置できたにもかかわらず放置したことにより拡大した不具合
- ・当社指定技術者以外による修理や改造による故障及び損傷
- ・他製品によるノイズ・電波等、本製品以外を原因とする不具合
- ・定期交換部品の指定どおりの交換の未実施に起因する不具合
-
〇当社サービス社員が冷凍サイクルからの冷媒漏れ箇所を特定できない場合。
無料修理規定のページに詳細を記載しております。ご確認ください。
硫化水素は配管を黒く腐食させ、故障の原因となります。配管が黒く変色している場合、冷媒ガス漏れ10年保証の対象外となります。
高圧配管等が硫化水素の影響により黒く変色している個所からのガス漏れ
腐食対策として、SUSガード(改造対応)も可能です。お気軽にご相談ください。
※SUSガードは腐食を軽減させる対応です。完全に防ぐ対応ではなく、設置環境に起因するガス漏れと判断された場合、保証の対象外となります。ご了承ください。
Q2
設置前に「対象外となる環境」であると判定することができる?
Q3
どんな使い方をしていても保証の対象になる?
正解はNO
つぎのような場合には、保証期間内でも有料修理になります。
- ・法令等で定められた安全性確保に関する日常及び定期的な点検、整備未実施による不具合
- ・取扱説明書、本体貼付けラベルに記載されている以外の不適切な使用条件、環境、取扱い、使用方法、用途、及び不注意や過失等に起因する不具合
- ・お買い上げ後の輸送、移動時の落下などによる故障及び損傷
- ・通常の注意で発見・処置できたにもかかわらず放置したことにより拡大した不具合
- ・当社指定の部品以外の部品・原材料または洗剤等を使用したことに起因する不具合
- ・当社指定技術者以外による修理や改造による故障及び損傷
- ・他製品によるノイズ・電波等、本製品以外を原因とする不具合
- ・寒冷時における製品内の凍結による不具合
- ・車両、船舶などに、備品として使用した場合に生じる故障及び損傷
- ・定期交換部品の指定どおりの交換の未実施に起因する不具合
無料修理規定のページに詳細を記載しております。ご確認ください。
冷蔵庫の上には
物を置かないようにしましょう!
ユニット上部に物が置かれて配管が破損した個所からのガス漏れ
Q4
冷蔵庫の場合、庫内に入れるものによって
冷媒ガス漏れの可能性が高まることがある?
Q5
ガス漏れした場合に発生する出張費や点検費も含めて、全て無償である?
Q6
製品の使用場所を変更しても対象になる?
正解はYES
お引越しやレイアウトが変わった場合でも、冷媒ガス漏れ10年保証の対象です。
ただし、トラック運送時・据付時に過失があった場合には、対象外となります。製品をご移動される際には、事前に当社までご相談ください。
※当社指定技術者以外が作業し、故障が発生した場合には、冷媒ガス漏れ10年保証の対象外となります。
Q7
10年目も保証対象になる?
Q8
中古で購入や居ぬきの場合、保証期間は新たに10年からスタートになる?
正解はNO
中古の場合であっても期間はリセットされません。製造月+6ヶ月から10年間が対象期間です。
また、当社が認めた中古販売店以外から購入した場合は、保証の対象外となりますのでご注意ください。
製造年月は製品に貼り付けられている定格銘板に記載されている「製造番号」から確認可能です。
◆定格銘板例
①西暦の末尾1桁
「3」の場合「2023」など、末尾に3がつく年に製造されています。
②月数
A~Lまでアルファベット順にそれぞれ1月~12月の意味を持っています。
③製造台数の連番
製品の発売日や購入した年が分からず、製造年月が確認できない場合はお問い合わせください。
※お問い合わせの際は、形名(型式/機種名)と製造番号をお知らせください。
食を通して人々の「いのち」と「くらし」を守ってきた
私たちの、次の使命。
それはミライの「地球」と「温度」を守ること。
冷やす技術を培ってきた私たちは、
この課題に立ち向かうため、
今までの領域を飛び出して、℃を超えた挑戦を始めます。
これから先も、ワクワクする地球であり続けるために。
ゴールに見据えるのは2050年。
まずは、2030年、SDGs実現に向け、
さまざまな取り組みがスタートします。
誰もがワクワクするミライを拓く、ガリレイグループ。