製氷機のタイプってどう違うの?

製氷機は飲食店や厨房施設、スーパーのサービスコーナーなど、ドリンクや食材を冷やしたりするためには欠かせません。氷の種類については【氷の種類、知ってますか?】でご紹介していますが、製氷機本体にも様々なタイプがあることご存じでしょうか?
今回は、フクシマガリレイの代表的な製氷機5タイプを紹介します。
■ アンダーカウンタータイプ(高さ800㎜)
■ バーチカルタイプ
■ 大型バーチカルタイプ
■ スタックオンタイプ
■ スタックオンスリムタイプ
■ さいごに
アンダーカウンタータイプ(高さ800㎜)
アンダーカウンタータイプの製氷機は、高さ800mmで、天板を作業台として使用できるのが特徴です。
ヨコ型の業務用冷凍冷蔵庫や作業台と並べて置くことで、高さを合わせて厨房の作業スペースとして有効に活用することがきます。
バーチカルタイプ
バーチカルタイプは同じ床面積のアンダーカウンタータイプと比較しても貯氷量が多いため小規模店舗から中規模まで幅広く活用することができます。また、氷を取り出す扉の高さがアンダーカウンタータイプと比べると高い位置にあるため、大きくかがむ必要がなく楽に作業することができます。
大型バーチカルタイプ
大型バーチカルタイプは〈高さ1640㎜〉で製氷能力、貯氷量も通常のバーチカルタイプと比べて大きなものとなります。扉開閉間口は床から930㎜時点にあるのでほぼかがむことがなく氷を取り出すことができます。
スタックオンタイプ
用途や使用量に応じて製氷ユニットとストッカーを積み重ねて組み合わせることができます。製氷量・貯氷量を変更したい場合も、ユニットを買い替えることで自由にカスタマイズすることができます。
〈幅1,080㎜〉とサイズが大きいので、ホテルのバックヤードや大型スーパーのサービスコーナーなど設置スペースに余裕がある場所におすすめです。
スタックオンスリムタイプ
スタックオンスリムタイプは、上記のスタックオンタイプの特徴を持ちつつ、〈幅700㎜〉とスリムなのが特徴です。少ないスペースで多くの氷を製氷することができるので、限られた厨房で多くのお客様に対応する場合や、リゾート施設など季節によって来客数が大きく変動する場合などにおすすめです。
さいごに
今回は業務用製氷機をタイプ別にご紹介しました。
製氷能力や貯氷量、設置場所など、自店舗のニーズに合わせて最適な製氷機を選ぶことが重要です。製氷機は夏に活躍するので、7~9月の地元のイベントなども頭に入れながら計画してはいかがでしょうか。
これらのポイントを参考に、最適な製氷機を選んでみてください。