進化する製氷機
グッドデザイン受賞の新デザイン
クリアな氷を自動で生成してくれる製氷機は、ドリンクや料理の保冷などに活躍します。初めて導入する際や、故障してしまって入れ替えの必要が出てきた際は、性能の良い製氷機を選びたいですよね。(製氷機の入れ替えタイミングについて知りたい方は、こちらの記事を参照ください。)
今回は、バージョンアップしたフクシマガリレイの製氷機「MIRACLEAR (ミラクリア)Xシリーズ」を紹介します。
業界初ノンフロン冷媒R1234yfを使用
「R1234yf」は、カーエアコンや自動販売機にも使用されている微燃性冷媒です。
環境への影響度を示す数値である地球温暖化係数(GWP)は従来機器で使用していた冷媒のひとつ「R404a」が3,920 であったのに対し、グリーン冷媒の「R1234yf」はわずか1。また、「R1234yf」は同じノンフロン冷媒であるR600a(イソブタン)やR290(プロパン)などの強燃性冷媒に比べて、燃焼性や爆発性が低いので取扱いがしやすく、ご使用の現場での修理・点検が可能です。(※微燃性冷媒も強燃性冷媒も冷媒の特性を理解し、十分な対策を取ることで、安全に取り扱いができます)
グッドデザイン賞を受賞したデザイン
製氷機は⾷の現場で必要不可⽋な機器ですが、これまでの製氷機は飲⾷店の厨房内で使⽤される事を基本にコスト/性能重視の機械的外観に設計されてきました。今後の⾷の多様化により、製氷機もこれまでに無い使い⽅が展開されると予測し、インテリア性の高い製氷機を開発しました。
正面のベンチレーション
正面パネルに小さな丸穴を複数個設け吸気量を確保し、デザイン性を損なわずに性能が維持されます。
デザインと清掃性の両立
フィルターで機械室の横のラインを作り出し、デザイン性を高めながらも、機械室パネルを外すことなくフィルターの脱着が可能となりました。
省エネ性の向上
ポンプ回転数の最適化やDCファンモーターの採用により、更なる省エネを実現しました。年間のランニングコストが約27%低下し、電気代や水道代の削減にもつながります。(2014年製の機種との比較)
最後に
フクシマガリレイの「MIRACLEAR」シリーズの特徴は氷の透明度と節水性です。
機能性とデザイン性を兼ね備えた「MIRACLEAR Xシリーズ」について気になった方は、ぜひ一度お問い合わせください。