新しい飲食業のカタチ｜ゴーストレストラン・シェアキッチンとは

コロナ禍をきっかけに、テイクアウト販売や中食への需要が高まっています。新たにお弁当の販売やデリバリー対応を始めた方も多いのはないでしょうか？今回はゴーストレストランやシェアキッチンと呼ばれる新しい店舗形態についてご紹介します。

ゴーストレストランとは

ゴーストレストランとは実店舗を持たず厨房のみをレンタルして、デリバリーによる宅配で運営を行う店舗形態です。店舗が存在しないビジネスモデルのためバーチャルレストランとも呼ばれています。

お客様が店内で飲食するスペースを作らないので、店舗内装や接客の従業員を雇う必要がありません。

シェアキッチンとは

複数の出店希望のオーナーがスペースを共同利用し、料理を提供できる店舗形態です。 デリバリー注文のみで対応する場合には、無店舗型やクラウドキッチンとも呼ばれます。　 店内販売や、飲食スペースを設けているところや、コミュニティスペースとしても利用されることがあります。パーティーや交流会など、「調理を楽しむ」個人での利用をメインとしているシェアキッチンは、保健所の許可を取得していない場合もあるので、販売活動の為に使用する際には注意が必要です。
コロナ禍以降はデリバリー注文などに特化した飲食店向けのシェアキッチンが多く登場しています。そういった場所は飲食店営業や菓子製造業の許可を得ているので、販売活動が可能です。

つまり、ゴーストレストランはオンラインやデリバリー販売のみを行う無店舗型の総称で、シェアキッチンはゴーストレストランのうちの一つで調理場を複数人でシェアする、シェアリング型の店舗のことです。

一から飲食店を造るためには、家賃や内装、厨房機器やインフラ整備など初期にかかるコストが大きく、立地の選定が重要など開業までの道のりがとても長くなります。
しかしシェアキッチンであれば初期費用や手数料はかかるものの、比較的低コストですぐにスタートすることが可能です。(※運営会社によって条件は異なります)

フクシマガリレイのシェアキッチン【ツカキチ】

新たにフードデリバリーやネット販売などを始めるお客様をサポートするため、本社MILAB(大阪)にてシェアキッチンを開始しました。

ツカキチを利用する３つのメリット

• メリット１　MILABコミュニティがツカエル
  ガリレイグループ本社ビル１，２，８FのMILAB各施設(セミナールーム、食品研究室、製品試験室など)を利用し、食材試験や分析が可能。ガリレイ社員やMILABオフィス入居企業とのコミュニケーションを取ることで、料理をアップデートすることができます。
  
  
• メリット2　充実した厨房機器がツカエル
  開業時の初期コストを抑えた上で、ブラストチラー/ショックフリーザーや解凍機などの充実した厨房機器を利用できます。
  
• メリット3　HACCP管理サポートシステムがツカエル
  2021年6月よりHACCP管理の制度化が施行されました。運用をサポートするシステムHACCP ExAroundを使用し、より徹底した衛生管理が可能です。
  

業務用冷凍冷蔵庫メーカーとして長年飲食業界に関わってきたノウハウに加え、MILABの充実した機器を活用し、お客様の新規ビジネスの導入を応援します。キッチンカーやネット販売用製品の製造、催事用の仕込みなど、製造拠点にお困りの方はぜひご活用ください。

■ガリレイシェアキッチン『ツカキチ』 詳細