飲食店に最適なショーケース

長引くコロナ禍において、テイクアウト販売の需要が高まっています。新たにお弁当の販売やデリバリー対応を始めた方も多いのはないでしょうか？今回は飲食店にも増設しやすいショーケースをタイプ別にご紹介します。ぜひ製品選びの参考にしてください。

ドリンク保管に！スライド扉小型ショーケース

通路などの狭い場所やカウンター下などちょっとした隙間にも設置可能で、出し入れが簡単なスライド扉タイプの小型ショーケースです。
製品の上部にある天板が丈夫なステンレス仕様になっており、レジやビールサーバーなど（耐荷重60㎏）を載せることが可能です。

• 棚の高さを変更することができ、背の高い一升瓶から瓶ビール、缶飲料の保管に
• 温度は3～10℃程度。小鉢物の一時保管にも
• 冷却ユニットが下にあり、商品を取り出しやすい庫内高さ

大型のタイプはこちら！スライド扉ショーケース

上記で紹介したショーケースは小型のものですが、もう少し大容量のショーケースが欲しい場合には、高さのある大型のタイプもあります。
こちらも通路幅などが狭い場所でも扉の開閉が可能なスライド扉タイプです。スリムなフレームを採用しているためガラス面が大きく、庫内の商品をよりきれいに魅せることができるので、客席側に設置するのもお勧めです。
ホワイトと木目調の2つのデザインから、店内のイメージに合わせてお選びいただけます。

• パントリーに設置して様々なドリンク類をたっぷり保管
• 客席側に設置して、お店のこだわりをPR

麺類や総菜などのチルド食品販売に！幅610㎜リーチインショーケース

幅610㎜のスリムタイプなので、少ないスペースに設置することができます。お客さまの目に留まりやすいレジ横などに設置して商品のアピールにも最適です。チルド食品の販売に最適な０～10℃に対応したショーケースです。

• テイクアウト販売や、お土産として食品の物販に
• 排水ドレンタンク標準装備なので、排水工事の必要なし
• コンデンサーフィルタ―の清掃いらずで省手間

冷凍食品の販売に最適！スイング扉リーチインショーケース

開閉がスムーズで商品の出し入れがしやすいスイング扉タイプです。-20℃以下に対応した冷凍ショーケースなので、冷凍食品の陳列・販売に最適です。
人と接触することなく購入できるとして全国に増えている、冷凍食品の持ち帰り専門店などでも活用されています。
フクシマガリレイのスイング扉リーチインは、独自のDCC方式を採用しており省エネ大賞を受賞しています。

• コンパクトタイプから幅1800ｍｍの3枚扉まで幅広いラインナップ
• カウンター周りでのアイスやドリンク用氷などの陳列に

DCC方式とは

DCC＝Dual Comp. Control　一定圧縮機2台を用いる冷却方式。庫内負荷に応じて圧縮機を使い分けることで、インバーター制御を上回る省エネ運転を実現しました。
※平成30年度 一般財団法人省エネルギーセンター主催　省エネ大賞省エネルギーセンター会長賞（製品・ビジネスモデル部門）受賞

スイーツやサラダに！多段オープンショーケース

お弁当や総菜、スイーツなどの陳列に最適な、扉のないオープンタイプのショーケースです。扉がないので、商品を取りやすくPOPなどの販促ツールもつけやすいのが特徴です。
オープンタイプですが、2重エアカーテンを採用することで庫内の温度のムラを低減し、夜間の無駄な消費電力を抑えるナイトカバーも標準装備しているので省エネ性も高いです。
標準の鋼板製の棚の他に、光を通して商品を明るく見せるガラス棚、商品陳列に便利なスライド棚の3タイプから用途にあわせて選べます。

• お弁当とドリンクを一緒に陳列できる
• 排水蒸発装置付きで排水設備不要

1台で冷凍～冷蔵まで！アイランドショーケース

4面タイプかつ移動式なので季節や催事に合わせた売り場づくりや特売など、フレキシブルに利用できます。背が低いので視認性が高く、商品が手に取りやすのが特徴です。冷凍冷蔵切替タイプなのでアイスクリーム・冷凍食品～弁当まで幅広く対応できます※。
※背面側はキャスター仕様になっているので、移動も簡単です。

• 100V電源で冷凍から冷蔵まで対応可能
• 排水蒸発装置付きで排水設備不要

※アイスクリーム・冷凍食品～惣菜まで使用できるスーパーワイドレンジタイプ(-25℃～15℃)、冷凍食品～惣菜まで対応のワイドレンジタイプ(-20℃～15℃)、冷蔵タイプ(-2℃～15℃)、冷凍タイプ（-25℃～-18℃）など様々な温度帯をラインナップしています。

販売の前に許可・申請を

新たにテイクアウトやEC販売などを行う上で注意しなければならないのは、ポイントがあります。 一つは、営業許可です。
飲食店で作ったお惣菜や弁当をお客さまにお持ち帰りいただくことは、飲食店営業の許可の範囲で行うことができますが、別の場所で販売する場合や、店内で製造したアイスクリームや生麺、乳製品、冷凍食品等を販売する場合には、別途許可が必要になる場合があります。
必ず地域の保健所までご確認ください。

二つ目は、食品の取り扱いについてです。 テイクアウト用に調理した食品は、店内ですぐに食べてもらえる食品に比べ、調理してから喫食されるまでの時間が長くなり、食中毒を起こす可能性が高くなります。これまで以上に衛生管理に注意が必要となります。 こちらの記事も参考にしてください。

テイクアウト・デリバリーを始めるときに注意したい衛生管理

今回はテイクアウトをはじめとする飲食店向けのショーケースをご紹介させて頂きました。
設置の際にはこちらのページも合わせてご確認ください。

冷凍機内蔵型ショーケースの設置とお手入れ

フクシマガリレイではショーケース以外にも、テイクアウト販売向けの受取用ロッカーや他にもさまざまなタイプのショーケースをご用意しております。
用途や設置場所、店舗の雰囲気に合わせてカスタマイズも可能です。ぜひ一度お問い合わせください。