省エネ大賞受賞!受取用コールドロッカー
フクシマガリレイの受取用コールドロッカーが、2023年度省エネ大賞の製品・ビジネスモデル部門で「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。当社は省エネ大賞を2018年から続けて6年連続の受賞となりました。
今回はネット販売やテイクアウトに最適で省エネ性も高い、受取用コールドロッカーについて紹介します。
受取用コールドロッカーとは
スーパーマーケットのネット販売や飲食店のテイクアウトなどに対応した、生鮮品にも対応可能な「受取用コールドロッカー」です。
1台で冷凍・冷蔵に対応
制御ユニットもワイドレンジユニットも、-20℃~+15℃まで対応できるため、最小ユニットで冷凍・冷蔵品に対応することができます。(温度管理はユニット単位での設定となります)
QRコードで開錠
QRコードの読み込み、もしくは暗証番号を入力すると自動で扉が開き、商品が入った部屋がわかります。
パススルー(両面扉)にも対応
商品の預け入れを行うバックヤードとお客様が取り出しを行うエリアを隔てるパススルータイプもラインナップ。非接触と作業性に優れています。
優れた省エネ性
インバーター制御で省エネ化実現
受取用ロッカーは扉の開閉によって庫内の温度が影響を受けてしまいます。インバーター制御は、その扉の開閉にあわせて、温度が上がってしまった際には庫内を冷やし、夜など扉を開けることが少なく温度の変化がない場合には一時的に運転を休ませるなど、最適な運転をする制御機能です。 このインバーター制御を採用したことで、冷蔵から冷凍まで幅広い温度帯(-20℃~+15℃)に対応しながらも、省エネ化を実現することができました。
本体の断熱性向上
受取用コールドロッカーは店舗の入口に近い場所に置かれることも多いので、外気に影響を受けない様に断熱性が重要です。断熱の厚さをUPさせたことで、暑い夏の熱気が庫内に入ってくることを防ぎ、直射日光の影響も下げることにつながりました。
他にもたくさんの工夫を積み上げて、冷蔵製品比61.1%、冷凍製品比31.5%の省エネが実現しました。※当社従来機器との比較。
コールドロッカー導入のメリット
コロナ禍がきっかけに拡大したテイクアウト需要。ロッカーを使えば、時間を気にせず受け渡しができるので、非常に便利です。
ECサイトやアプリで注文・決済
アプリから空いた時間に注文することができ、店舗でも待たずに受取できるので時間を有効利用することが可能です。
(注文のアプリはお客様にてご準備ください)
ロッカーに商品を入れるだけ
お店の従業員は注文が入った商品をロッカーに入れるだけで完了。省力化にもつながり、働く人の負担を減らします。店舗軒先に設置すれば、営業時間外にしか来られないお客様にも商品を販売でき、売り上げUPにも貢献できます。
最後に
受取用コールドロッカーは、代金が事前にネットで決済が完了しているので、レジや対面での商品の受け渡しが必要なく、働く人の負担軽減にも貢献します。また、テイクアウトだけでなく、宅配サービス用としても活用でき、店内設置や駅前などにも設置することで、仕事帰りや下校時に、予め注文しておいた商品を受取ることができます。新型コロナウイルスの影響で高まったテイクアウトサービスや宅配サービスを活用して、省力化や地域住民のQOLの向上につなげてみませんか?
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