Career Step 堀田 丈智

  • 2009年

  • 大学での研究を活かせる場所へ。

    大学では、熱力学を研究するゼミに所属。卒業研究で冷凍庫やエアコンなどに使用される冷凍サイクルの圧縮機を手作りしたことで、冷蔵庫に関心を持つようになりました。フクシマガリレイを知ったのは就職を考え始めた時です。ここなら大学で学んだ知識を活かして働くことができると思い、入社を決めました。入社後、配属されたのは岡山開発一課。まずは縦型冷蔵庫や玄米保冷庫などの開発に携わることに。品質をチェックする性能試験の仕事を覚えると、次に任されたのは設計業務。入社してこれほど早くから設計に関われるとは想像していなかったので驚きました。その経験があったからこそ、早い段階で技術者としての基盤を築くことができたように思います。

  • 2012年

  • お客様のニーズに技術で応える。

    入社3年を過ぎた頃から、縦型冷蔵庫や玄米保冷庫といった出荷台数の多い製品の設計に加えて、特定のお客様の要望にピンポイントに応えて製品開発をする業務に携わるようになりました。実際にお客様の元へ行き、何が課題となっていて、どのような点を改善したいと考えているのかをヒアリング。そして、お客様が求める製品を作り上げていきます。お客様との認識が合わなかったり、思うように課題をクリアできなかったりするなど、一筋縄に行かないことも…。でも、お客様に納得してもらい、発注につながると、設計したものが製品として出来上がるという嬉しさだけでなく、誰かの役に立っているという達成感ややりがいを強く感じることができます。

  • 2019年

  • 課のリーダーとして育成にも注力。

    現在は、特定のお客様に対して製品を開発する、岡山開発三部 特定顧客製品開発課という専門の部署に所属しています。2019年4月からは、課長に就任。設計だけではなく、生産コストや市場のニーズなど踏まえて仕事を進める必要があり、一段階視野が広がったように感じています。また、若手技術者の育成にも尽力しています。指導する上で、大切にしていることは、 “お客様にとって良いものを作る”という姿勢を根づかせること。技術者は、つい技術者目線で良いものを作ろうとしてしまうことがあります。しかし、お客様の声に応えることが最も大切なこと。その意識をしっかり持ってもらうために若手技術者であっても、お客様との打ち合わせに参加してもらっています。

  • Next Step

    フクシマガリレイをより社会貢献できる企業へ。

    特定のお客様のニーズに合わせた製品開発をしていますが、その製品はもしかすると他社にとっても必要性の高い製品である可能性もあります。一つの仕事を通して得たノウハウを製品完成と共に眠らせるのではなく、いかに社会のニーズに合った形に変化させて製品化していくことがこれからの課題です。また、これからの時代、製品開発においてIOTの視点を持つことも重要です。ただ機器を作って販売するだけでなく、お客様にとってより利用しやすい機器を開発し、より良い職場環境を作っていきたいと考えています。それが実現できれば、会社の発展に貢献できることはもちろん、フクシマガリレイはより社会にとって必要な企業へ成長していくと思います。