Challenge STORYチャレンジストーリー

PROJECT03

チームで叶えた
大規模プロデュース。

PROJECT MEMBER

  • S.M

    東京営業三部
    2011年入社

    営業窓口として製品提案、現地図面の作成、見積作成、現地工事
    担当者との打ち合わせを行い、当プロジェクトを成功に導いた。

  • R.K

    タカハシガリレイ株式会社/課長
    2005年入社

    フクシマガリレイとともにお客様へ自社製品を提案。
    部品調達から納品までの全工程を統括した。

EPISODE01
ガリレイグループで戦う。

労働力不足が深刻な問題となっている昨今。そうした背景を受け、製造工程の自動化を図り、省力化に向けた食品工場を建設するという競合コンペの依頼がガリレイグループに入った。その工場で生産する一日の食事は10万食。同じメニューを10万食作る自動化ラインは珍しくないが今回は様々なメニューを10万食作らなければならない。食材によって温まりやすさ、冷めやすさは異なる。そのため、メニューが異なる食事を大量に生産することは、想像するより遥かに難しいのだ。当然これまでの方法では、働き手を増やす以外に実現できない。この前代未聞のコンペを勝利に導いたのが、ガリレイグループの総合提案力だった。

EPISODE02
未知の規模への挑戦。

タカハシガリレイは、大量に食品を冷凍できるトンネルフリーザーという機器のパイオニアである。ただし、今回の案件はタカハシガリレイにも、前例のない依頼。実現する方法を考え出すことは、困難を極めた。しかし、諦めるわけにはいかない。この課題を解決することは、お客様にとっても、これからの労働力不足が進む日本においても重要な意味を持つからだ。これまでの知見と経験の全てを集結させ、なんとかお客様の要望を実現する提案を作り上げた。
ここから提案内容を実現する機器を開発する必要がある。実験に実験を重ねる日々。お客様も研究室に招きながら、50ものアイテムの冷却データを取得した。そして、そのデータを基に、複数の食品を同時に作り上げる機器を設計。ガリレイグループの総力を挙げて、お客様の期待に応えるトンネルフリーザーがついに完成した。

EPISODE03
冷凍技術で社会に貢献する。

このプロジェクトを無事に遂行したことで、お客様からのガリレイグループの信頼は非常に強固なものとなった。また、その工場でガリレイグループの機器を見た他社からも相談を受け、次の受注につながっている。社員大会では営業本部長賞をもらうなど、社内外で大きく評価される仕事となった。労働力不足というのは、業界を問わずにこれからの日本が抱える大きな問題である。そうした中で、省力化を実現するガリレイグループの技術は、これからの社会を支えていくものとして益々ニーズが高まると予想できる。また、凍結技術はフードロスを減らすという観点からも、非常に重要度の高い技術でもある。そうした社会的価値の高い技術を、これからもグループ一丸となって進化させていきたい。