ガリレイグループでは、2030年までのグリーン冷媒への転換を進めており、トンネルフリーザーや大型冷凍冷蔵倉庫向けの CO2冷凍システム【NOBRAC(ノブラック)】を開発しました。
食品工場向けの《トンネルフリーザーシステム》と、《冷凍冷蔵倉庫システム》の2つの冷却システムをラインナップ。お客様の計画をもとに、機器や設備やシステムの設計・納入から、納入後の設備・エネルギー・HACCP管理、メンテナンスまでガリレイグループがトータルでサポートします。
CO2冷凍機とフリーザーの統合制御で最大20%の省エネを実現。※
負荷変動に応じた冷却追従性や、フリーザー膨張弁制御の最適化、冷凍機予知に対するフリーザー制御の連動など、独自のシステムで運転を最適化します。
※当社試験機での比較。
部品を共通化し本体構造をシンプルにしたことにより、メンテナンス性と環境への配慮を両立。配管部品点数削減と低振動設計により、冷媒漏れリスクも低減します。
24時間365日運転状態を遠隔監視。遠隔監視データをAIが診断し、冷媒漏れ検知や予知保全を行うガリレイ独自のスマート診断へも対応予定。
冷却方式に空冷だけでなく、水冷仕様もラインナップしました。年間を通じて安定した運転で省エネ性が高いシステムです。設置スペースや、設備に合わせて選択していただけます。
CO2冷媒は、自然冷媒で環境にやさしく、最も安全性の高い冷媒です。現行のフロン冷媒(R404A/R448A)は地球温暖化に大きな影響がありますが、CO2冷媒はGWPが1で漏えいによる温暖化への影響が小さい冷媒です。またフロン冷媒と同等に扱える、安全性も兼ね備えた冷媒です。
優れた環境性
不燃性かつ、毒性が低い
最大20%の消費電力削減(R-404A比)
現行冷媒 HFC代替フロン | 低GWP冷媒 | 次世代冷媒 | |||
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R410A | R404A | R448A | アンモニア | CO2 | |
オゾン破壊係数ODP | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
地球温暖化係数GWP | 2090 | 3920 | 1390 | 0 | 1 |
可燃性 | 不燃 | 不燃 | 不燃 | 微燃 | 不燃 |
毒性 | 低 | 低 | 低 | 高 | 低 |
※可燃性・毒性はISO817による。
用途 | 冷蔵倉庫用 | 冷凍倉庫用 | ||
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ユニット形式 | NEN-095C | NEN-140C | NEN-055F | NEN-070F |
外形寸法 (WxDxHmm) | 3100x1230x3235 | 4000x1230x3235 | 3500x1200x3205 | 3500x1400x3205 |
製品質量 (kg) | 2250 | 2670 | 3500 | 3900 |
法定冷凍トン※1 | 24.15/26.19 (50/60Hz) | 33.43/37.44 (50/60Hz) | 16.56 | 21.08 |
冷却能⼒※1 | 87.24/94.57 (50/60Hz) | 122.69/137.36 (50/60Hz) | 59.25 | 73.68 |
圧縮機軸動力(kW)※1 | 47.86/51.94 (50/60Hz) | 67.59/75.75 (50/60Hz) | 45.69 | 56.96 |
設置周囲温度条件 (℃)※2 | -15~+40 | |||
蒸発温度(℃) | -20~-5 | -45~-25 | ||
接続対象機器 | フクシマシガリレイ製クーリングコイル、または指定クーリングコイル |
※1 標準性能は外気温 +32℃、冷蔵倉庫冷却用は蒸発温度-10℃、冷凍倉庫冷却用は蒸発温度 -35℃において。
※2 -10℃以下は寒冷地仕様です。
用途 | トンネルフリーザー冷却用 | ||
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ユニットシリーズ名 | NFZ-055F | NFZ-070F | NFZ-100F |
外形寸法(WxDxHmm) | 3500x1200x3205 | 3500x1400x3205 | 4600x1400x3255 |
製品質量 (kg) | 3500 | 3900 | 5500 |
法定冷凍トン※3 | 16.56 | 21.08 | 31.60 |
冷却能⼒※3 | 56.72 | 67.28 | 101.12 |
圧縮機軸動力(kW)※3 | 49.99 | 59.78 | 89.58 |
設置周囲温度条件 (℃)※4 | -15~+40 | ||
蒸発温度(℃) | -45~-25 | ||
接続対象機器 | タカハシガリレイ製 トンネルフリーザー、スパイラルフリーザー、急速凍結庫 |
※3 標準性能は外気温 +32℃、蒸発温度 -42℃において。
※4 -10℃以下は寒冷地仕様です。
主に小売店向けの食品の製造・配送、ホテルの運営などを手掛ける武蔵野グループの配送部門を担っている武蔵野ロジスティクス様。
環境への取り組みの一環として、武蔵野ロジスティクス様の埼玉物流センターにNOBRACを導入しました。
遠隔監視システムで24時間365日、お客様の設備機器の状態を監視します。万一のトラブルが発生した時はもちろん、トラブルの発生前に異常を検知することもできるため、設備の安定稼働につながります。
ガリレイグループは、全国のサポート拠点で24時間365日、お客様をサポート。日々のメンテナンスやトラブル発生時においても専門のサービスマンが即時に対応できる体制を整えています。