お知らせ
次世代ERPの『SAP S/4HANA®』を採用
フクシマガリレイ株式会社(本社:大阪市西淀川区、代表取締役社長 福島裕、資本金27億6000万円、従業員:2,205名、業務用冷凍冷蔵庫製造 以下フクシマガリレイ)は、さらなる成長に向けてグループ会社との連結強化と業務効率の向上のため、次世代ERPの「SAP S/4HANA®(エスエーピー・エスフォーハナ)」および分析クラウドの「SAP® Analytics Cloud (エスエーピー・アナリティクス・クラウド)」を採用しました。
フクシマガリレイは、デジタル変革に向けて、これまでに2020年から段階的に受注管理、アフターメンテナンスサービスなどの主要な業務システムの移行および、パブリッククラウド上に全社共通基盤を構築してきました。この度、更なるデジタル変革の中核となる『次世代基幹システム』として、国内グループ会社の会計領域について『SAP S/4HANAⓇ』、及びSaaS型分析クラウド『SAP® Analytics Cloud』の導入することを決定しました。2022 年下半期からクラウドの共通基盤上での稼働開始を目指し、構築を進めてまいります。
■導入の背景
当社はこれまで会計、生産管理などの基幹業務をIBM社のAS/400(ハードウェア)上でRPGというプログラム言語で構築したスクラッチシステム(自社開発のシステム)を30年以上、少しずつ改善の積み重ねを行ってきました。ハードウェアとしての高い堅牢性と、過去の古いプログラムをそのまま運用できるという、コスト優位性に優れたAS/400はこれまでの当社の成長に大きく貢献してきました。
しかし、これからのガリレイグループの事業規模拡大のスピードに対応したシステムとするべく、当社は基幹業務システムの刷新を行うこととなり、スクラッチシステムによる開発でなく、ERPの導入を選択いたしました。
■期待する効果
・デジタルトランスフォーメーション(DX)の実現
さらなるビジネスの成長のためには、デジタルトランスフォーメーション(DX)の実現は欠かせません。ERPの導入にあたりグループ会計システムを手始めに販売・生産システムを含めた基幹システム全体の刷新を視野に入れ、将来的なDX実現の基盤としてグローバルでも実績の多いSAP S/4HANAの採用を決定しました。
・経営情報の可視化
M&Aなどによるグループ全体の規模拡大に伴い、それに適した会計基盤の整備が急がれていました。この度のSAP Analytics Cloudの活用によって経営情報のさらなる可視化・活用を推進していく予定です。
SAP導入範囲イメージ