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2021.12.23ニュース

ガリレイグループ本社ビル 2021年度省エネ大賞 省エネ事例部門 「省エネルギーセンター会長賞」を受賞

フクシマガリレイ株式会社(本社:大阪市西淀川区、代表取締役 福島裕、資本金27億6,000万円、従業員:1,725名、業務用冷凍冷蔵庫製造)はこの度、快適性と省エネを実現するZEB化オフィスとして竣工したガリレイグループ本社ビルが、一般財団法人 省エネルギーセンターが主催する2021年度省エネ大賞(後援:経済産業省)の省エネ事例部門において、「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。

自然エネルギーを活用した間接気化式冷却装置とデシカント空調機のハイブリット空調システムを採用し、自然換気システムとの連動制御により、空調エネルギーの削減と昼間のピークオフを実現。また、独自開発のPMV制御による空調制御システムを搭載したBEMSを開発し、自動制御による更なる省エネと、従業員の快適性の両立を可能にしました。ガリレイグループ本社ビルは年間一次エネルギー消費量基準値に対して、一次エネルギー削減率を約58.8%とし、ZEB Readyを達成しています。
さらに、BCP対策として自家発電装置を採用し、所在地である西淀川区と防災協定を締結し、地域住民の避難場所として活用を図るなど、地域貢献にも寄与できる建築物を目指しました。

【主な取り組み】
1.  自然エネルギーの有効利用
パッシブ利用通風による自然換気システムや昼光利用による調光システム、水の気化熱を活用した空調システム等、自然エネルギーを出来るかぎり有効活用する省エネ設計により、エネルギーロスを最小にすることでZEB Readyを実現。

2.  ハイブリット空調システムの採用
従来のデシカント空調機と間接気化式冷却装置を組み合わせたハイブリット空調システムを採用し、除湿換気しながら、水の気化熱利用により外気温度を35℃から26℃まで冷却することで、エアコンレスなオフィスづくりを目指しました。

3.  当社独自開発のPMV制御をオフィスビルに応用
スーパーマーケットで導入を進めている当社独自開発のPMV(快適性評価指標)制御システムを搭載したBEMSを当該ビルに導入し、オフィスビルでも本技術が応用できるかの検証及び有用性の確認を実施した。

【受賞内容】
●受賞部門:2021年度 省エネ大賞 省エネ事例部門 省エネルギーセンター会長賞
●受賞テーマ:本社ビルにおける快適性と省エネを実現するZEB化の取り組み

●建物概要
所在地:大阪市西淀川区竹島2丁目6番18号
敷地面積:6,091.63㎡
延べ床面積:13,015.24㎡
構造:S造、一部SRC造  地上8階
高さ:38.34m

省エネ大賞とは
「省エネ大賞」は、国内の産業・業務・運輸各部門における、優れた省エネ取組みや、先進的で高効率な省エネ型製品などを表彰することで、省エネルギー意識、活動および取り組みの浸透、省エネルギー製品等の普及促進に寄与することを目的としたものです。
当社は2018年、2019年、2020年に続き4年連続の受賞となりました。引き続き新冷媒や省エネ技術を採用し、SDGsへの取り組みを推進して参ります。

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