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2024.02.13ニュース

フクシマガリレイ 業務用冷蔵庫・製氷機 業界初!冷媒ガス漏れ10年保証開始

フクシマガリレイ株式会社は、ノンフロン冷媒を採用した業務用冷凍冷蔵庫タテ型・ヨコ型、製氷機に関して、2024年4月より冷媒ガス漏洩における冷却不良・修理を10年間保証する《冷媒ガス漏れ10年保証》を開始致します。
(※業界初:国内における業務用冷凍機内蔵冷蔵機器業界として。2024年2月当社調べ)

□冷媒ガス漏れ10年保証
ノンフロン冷媒R1234yfを採用した業務用冷凍冷蔵庫タテ型・ヨコ型、製氷機に関して、冷媒漏洩による修理費を10年間全額保証します。冷媒漏洩による環境負荷の低減と共に、冷却不良におけるフードロス削減に貢献します。
2024年4月からの対象機種はノンフロン冷媒 R1234yfを採用した、業務用冷凍冷蔵庫[タテ型・ヨコ型]、キューブアイス製氷機小型タイプ。さらに2025年度には冷凍機内蔵型製品は全機種標準、また、工事を伴う冷凍機別置型製品も保守契約を結んでいただくと「冷媒ガス漏れ10年保証」をいたします。

□ノンフロン冷媒R1234yf採用
2021年にガリレイグループのサステナブルビジョンDramatic Future 2050を策定。
その中の取り組みの一つ「グリーン冷媒への転換」として、地球温暖化係数(GWP)の極めて低いノンフロン冷媒R1234yf (GWP:1)を採用した業務用冷凍冷蔵庫、製氷機を開発致しました。
R1234yfは微燃性冷媒のため、同じノンフロン冷媒のR600aやR290等の可燃性冷媒に比べ、燃焼性が低く、安全に取り扱え、ご使用の現場での修理・点検が可能です。

□取り組みの背景
今日、地球環境への影響が問題視されている「フロン」とは、冷蔵庫やエアコンを冷やすために必要不可欠であった冷媒のひとつです。
1960年代以降、爆発的に消費量が増大しましたが、1970年代から80年代にかけて、フロン類がオゾン層を破壊することが発見され、1987年のモントリオール議定書により特定フロンが規制対象となりました。代わりにオゾン層を破壊しない代替フロンが利用されるようになりましたが、地球温暖化係数(GWP)がCO2の数百倍から一万倍あることから、モントリオール議定書のキガリ改正で代替フロンも段階的に削減することが義務付けられました。現在は自然冷媒やグリーン冷媒への転換が進んでいます。
私たち、フクシマガリレイは地球環境を取り巻く様々な問題への取り組みとして、2050年までに「カーボンニュートラル・脱炭素化社会の実現」に向けた環境ビジョン『Dramatic Future2050』を策定。更に2030年までのSDGs 「13.気候変動に具体的な対策を」への取り組みを柱として、「環境アクション2030」を策定しました。

環境アクション2030の取り組みの一つが、グリーン冷媒R1234yfを採用した製品の開発です。加えて冷媒漏洩による地球温暖化ゼロを目指し、当初想定していた2025年から1年前倒し、2024年4月1日よりグリーン冷媒R1234yf採用の冷凍冷蔵庫と製氷機において、冷媒漏洩による故障を10年間保証する取り組みを開始することとなりました。
2019年に「ガリレイ」へ事業ブランドを統一してから、「SDGs宣言」「環境アクション2030」「環境ビジョン2050」と具体的な目標を見定め、地球温暖化という大きな課題に対して真剣に向き合い、ご利用いただくお客さまとともに脱炭素社会の実現を目指しております。
その具体的な取り組みとして、次世代の冷媒研究や、冷媒ガス漏れをおこさない製品構造の研究、ガス漏れ予兆システムの開発などを続けてきたからこそ、今回グリーン冷媒への転換と合わせて、「冷媒ガス漏れ10年保証」を実現するに至りました。また、ガス漏れによる冷却不良の防止はご利用いただくお客様の食品ロスを防ぐことにもつながります。
当社は今後もフードロスの削減を始めとした、社会課題の解決にも取り組んでまいります。

 

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