ガリレイグループは、地球環境にやさしい事業活動を重要な経営課題の一つとして認識し、環境への影響を配慮した取り組みを、継続的かつ積極的に推進します。
ガリレイグループは、「食といのちの未来を拓く」をパーパスとして掲げております。重要課題の中でも事業の継続性への影響度の高さ及びパーパスに掲げる地球の「いのち」を守る観点から、「気候変動対応」を最重要課題として特定し、2021年6月にサステナブルビジョン「Dramatic Future 2050」を掲げております。
私たちが目指すサステナビリティは、生産からテーブルに並ぶまで
温室効果ガスの排出を実質ゼロにすること。
食といのちの未来のために、何があっても挑戦し続けます。
それが必ず、誰もがワクワクする未来を拓くと信じているからです。
持続可能な地球環境を次世代に引き渡すことを⽬的に、2050年までの「カーボンニュートラル・脱炭素社会の実現」に向け、「環境ビジョン2050」を掲げています。
2030年までのSDGs 「13.気候変動に具体的な対策を」への取り組みを柱とし、環境先進企業として、ステークホルダーからの期待、社会に対して果たす責任を達成するため「環境アクション2030」を策定しています。
重点取り組みテーマ | 指標 | 中長期目標 | |
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目標年 | 目標 | ||
グリーン冷媒への転換 | |||
冷凍機内蔵製品 | 加重平均GWP (単位:GWP) | 2025 | 500以下 |
冷凍機別置製品及び工事 | 加重平均GWP (単位:GWP) | 2025 | 1,500以下 |
お客様が使用する製品・設備 | フロン冷媒が封入されている環境負荷の高い製品の切換を推進 | 毎年 | – |
冷媒ガス漏洩防止 | |||
冷媒漏洩量 | 10年以内の製品・施工物件 の冷媒漏洩量(単位:t-CO2) | 2035 | 0 |
冷凍機内蔵製品 | フロン冷媒漏れ10年保証 | 2025 | 開始 |
冷凍機別置製品及び工事 | 保守契約によるフロン冷媒漏れ10年保証 | 2025 | 開始 |
環境性能の高い製品を開発・提供 | |||
LCA評価実施 | 主要機種のLCA評価を実施 | 2023 | 公表 |
環境配慮製品へ移行 | LCA評価による環境負荷の少ない製品への移行 | 毎年 | – |
CO2排出量削減 | |||
脱炭素 | Scope1・2 CO2排出量(単位:t-CO2) | 2030 | 6,930 |
Scope1・2 CO2削減率(基準年:2013年) | 2030 | 50% | |
お客様との協働によるCO2排出削減貢献 | 毎年 | – |
環境経営に向けて、ISO14001による環境マネジメントシステム(EMS)を構築しています。マネジメントサイクル は、中長期計画をもとに年度環境目標を定め、各サイトのマネジメントプログラムで実施。各サイトでは、年1回の環境監査 (内部環境監査)でチェックし、最高経営層のマネジメントレビューにより次年度の環境目標に反映させ、継続的改善を図っています。
ISO14001認証取得状況は、2000年9月に滋賀工場、2001年12月に本社・東京支社、2003年1月に名古屋支店・福岡支店、2006年9月に岡山工場、2016年9月に関西・関東の両サービスセンターで認証を取得し、全事業所が一体となった体制を整えています。
取得年月 | 対象 | 登録活動範囲 |
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2000年9月 | 滋賀工場がISO14001の認証を取得 |
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2001年12月 | 本社・東日本支社(東京)がISO14001の認証を取得 |
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2003年1月 | 滋賀工場及び本社・東日本支社(東京)サイトの統合 |
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名古屋支店・福岡支店がISO14001の認証を取得 |
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2006年9月 | 岡山工場がISO14001の認証を取得 |
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2016年9月 | 関西・関東の両サービスセンターがISO14001の認証を取得 |
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EMSが有効に機能しているかを確認するため、内部監査を年1回、外部認証機関による外部審査を年1回実施しています。内部監査員は、内部監査員養成セミナーを受講し、能力が認められた登録者の中から選任しています。内部監査で指摘された事項に対しては、迅速な対応を実施しています。
各サイトには、EMS管理責任者の下にEMS推進委員会が設けられており、定期的な会合・目標の策定・進捗と見直しなど、さまざまな情報交換が行われています。
年間教育計画表をもとに年1回、全従業員(一般社員・パート・派遣社員・請負業者)に向けた環境教育を実施しています。フクシマガリレイに最も関わりの深い環境活動であるフロン回収作業については、独自の認定基準を設け、認定登録者による回収作業を徹底。フロン回収技術者には、毎年緊急時の対応訓練を実施するなど、能力の強化を図っています。