ガリレイグループは、経営の透明性の観点から公正な企業活動を促進し、社会からの信頼に立脚した持続的な成長及び中長期的な企業価値の向上を目指し、コーポレート・ガバナンスの体制充実に取り組んでいきます。
当社は、迅速かつ機動的な意思決定と経営戦略などの議論の一層の充実と監督機能の強化を実現するため、監査等委員会設置会社を採用しています。また、役員の指名及び報酬などの検討に当たっては、独立社外役員が過半数で構成される指名諮問委員会・報酬諮問委員会を設置しており、指名及び報酬決定のプロセスについて客観性及び透明性を確保しています。
2008年 |
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機関 | 役割 |
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取締役会 | 重要事項に関する意思決定及び取締役の業務執行状況の監督を行っています。取締役会は毎月1回開催しており、必要に応じて臨時取締役会を開催します。
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監査等委員会 | 代表取締役及びその他の取締役の職務の執行状況及び内部統制システムの構築・運用の状況について、監査を行っています。
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指名諮問委員会 | 取締役及び執行役員の選任または解任のプロセスについて客観性及び透明性を確保するため、取締役会の諮問機関として設置しています。能力や適正などを判断して候補者を審議し、取締役会は委員会の答申を受けて、取締役候補者及び執行役員を決定しています。
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報酬諮問委員会 | 役員報酬決定のプロセスにおいて、客観性及び透明性を確保するため、取締役会の諮問機関として設置しています。
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当社は、「個人別の報酬等の内容に係る決定方針」を、報酬諮問委員会の答申を経た上で2022年5月24日開催の取締役会決議により定めています。当社の取締役の報酬は企業価値の持続的な向上を図るインセンティブとして十分に機能するよう株主利益と連動した報酬体系としており、個々の取締役の報酬決定に際しては各職責を踏まえた適正な水準とすることを基本方針としています。
報酬などの種類 | 概要 | 報酬総額の上限 |
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基本報酬 | 各取締役の役位、職責、在任年数に応じて、当社の業績、従業員給与の水準も考慮しながら総合的に勘案して決定され、月例の固定報酬として支給しています。 | 200百万円以内 (うち社外取締役分は年額30百万円以内) |
業績連動報酬 | 各事業年度における個別の営業利益を業績指標として、各取締役の役位、職責などに応じて算出した額を賞与として毎年一定の時期に支給しています。 | 200百万円以内 |
非金銭報酬 | 当社の企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを与えるとともに、株主の皆さまとの一層の価値共有を進めることを目的として、譲渡制限付株式報酬を支給しています。具体的な支給時期については、取締役会で決定しています。 | 150百万円以内 (うち社外取締役分は年額12百万円以内) |
役員区分 | 報酬などの総額 (百万円) | 報酬などの種類別の総額(百万円) | 対象となる役員 の員数(人) | ||
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基本報酬 | 業績連動報酬 | 非金銭報酬 | |||
取締役 (監査等委員及び社外取締役を除く) | 416 | 113 | 199 | 103 | 7 |
監査等委員 (社外取締役を除く) | 13 | 12 | ― | 1 | 1 |
社外取締役 | 32 | 29 | ― | 3 | 4 |
合計 | 462 | 154 | 199 | 107 | 12 |
取締役会の機能を向上するため、2018年より取締役会の実効性評価を、毎年一定の時期に実施しています。
実施概要 |
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結果から 抽出された 課題 | 中長期的な資本政策、内部統制及びリスク管理体制の改善、後継者計画の策定、会議運営の効率化などについての意見が出されました。 | ||||||||||||
現状の評価と 今後の対応 | 監督機能を持つ取締役会と執行機能を持つ経営会議の分担が機能している、サステナビリティに関して議論が深まっている、社外取締役が監督の機能を果たしているなど、おおむね肯定的な評価が得られており、取締役会全体の実効性については確保されていると認識しています。なお、今回の実効性評価を通じて得られた課題については、今後改善に向けて取り組んでいきます。 |
ガリレイグループの業績や経営方針について、代表取締役より機関投資家の皆様へ説明する場として、半期ごとに決算説明会を実施しております。
その他に、経営陣や経営企画部のIR担当者による個別面談、株主・投資家向けの工場見学等も行っています。